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炭素生物 BLAME! 妄想領域

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サナカン

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□ 人気者

BLAME! 主要女性キャラの中でも、かなりの人気を誇るサナカン。時に邪悪な笑みを浮かべる不思議少女、時に漆黒の装甲に覆われた無差別殺戮者。しかしてその正体は、恐怖の特殊セーフガードサナカン

趣味は重力子放射線射出装置乱射。特技は実力行使の不法居住者排除。怖いですね。しかし記憶にある限り、明らかに個性をもった唯一のセーフガード。サナカンがセーフガードが示せる人間性の限界です。

BLAME! の人気アンケートがあれば、シボとサナカンって人気を二分しそうな気がする。私はシボ派です。

ちなみに、 BLAME! 以後の世界では、全人類の母であるシボとサナカンは二大聖母として崇められ霧亥は人類全体の守護聖人。

しかしネットスフィア正常化から数百年後、神学論争の末にシボ派とサナカン派による、銀河系半分を巻き込む 1000 年に渡る不毛な戦争が続き人類世界は荒廃。第二の霧亥が救世主として現れるという少数異端派の教義が多くの人々に広まっていた……というのが弐瓶先生の次回作です(物凄い大嘘)。

□ セーフガードの偉い人

上にも書いた通り、サナカンはセーフガードとしては珍しい明らかに人格・個性を持った知性体である

電基漁師達が持つ、セーフガードに対して有効な武器が残り少ない事を知った時のサナカンの表情といったら。あの邪悪な笑みもサナカンの魅力なのか。

しかし、メンサーブ様といい、この世界の AI は感情が高ぶると顔に極端に出やすくないかい。冷静さを失いやすい人工知能って何か根本から間違っとるよ。となるとサナカンもちょっと故障し始めていたのかもしれない。セーフガードシステム自体が故障しているが。

□ 過激な性格

キツイ。暴力的。でかい重力子放射線射出装置を乱射する、装甲越しとはいえシボの顔を思いっきり殴打、霧亥を壁突き破るぐらいの勢いで投擲。もうすこし穏やかになってもらいたい。

でも、そんな性格も仕事熱心が故。超構造体内のあらゆる不法居住者を排除するのが多分サナカンの理想。そんな彼女が人に優しく接するなんてありえないよね。

□ 霧亥との関係

やはりこの二人の関係は気になる。シボもこの二人の接触を建設者の感覚器官を使ってモニタリングしていた。シボにとって霧亥は正体不明ながらも有害とは考えていなかった探索の道連れだ。その霧亥がさんざん自分達を殺そうと努力した勢力の仲間だとしたらそれは驚くだろう。

霧亥の正体についても、サナカンとの関係によっては考える助けになる。 まず考えられるのは個人的な知り合いだったという可能性。名前呼び捨てで呼びかけるのを見ると親密な関係をイメージさせられる。

ただ、「霧亥」が現代のファーストネームにあたるものかは分からないし、サナカンが「霧亥さん」なんて呼びかけてたら不気味だ(「霧亥君」だと途端に可愛く聞こえるのは何でだろう。「霧亥君 再構築できたのは機能だけなの?」)。

改めて読み直すとサナカンの台詞では「キリイ」とカタカナ表記なんですね。これは、音だけは分かっていても、表記までは知らないということを表現しているのならば、サナカンと霧亥が過去にお互いを知っていた可能性は無くなる

ネットスフィアが正常だった時代に共同でセーフガード任務にあたる霧亥とサナカンコンビというのも面白いですが。

多分サナカンは、修理された故障セーフガードを回収しに来たつもりだった。それなのに明らかに自分に対して攻撃をしてくる霧亥。サナカンはその行動の不可解さから霧亥を「セーフガードであることを忘れたセーフガード」と認識した。そして機能だけが回復したと判断したのではなかろうか。

サナカンのように囮捜査をするセーフガード体も存在するのである。霧亥はもっと完璧に自分自身セーフガードであることを知らない潜入捜査官だったのかもしれない。そしてそのままセーフガードからの指示が何らかの理由で途絶え、自律制御モードが長時間続いたために、あちこちでガタが来ていると。

そんなわけで、現時点での結論はあの二人はあの時点で初対面。

サナカンの立場と行動

まずサナカンのことを考えて一番特徴的だと思うのは個性を持ったセーフガードということだ。

BLAME! に登場するセーフガードは基本的に駆除系・上位セーフガード・臨時セーフガードに分けられる。大嚢王はセーフガードメンバーではなく、特殊兵器と考えたい。

駆除系は単純なロボットである。アイザック・アシモフ原作の映画「I,Robot」にも出演していた。

上位セーフガードは駆除系より上等なボディーと装備を持ったセーフガードである。見たところ女性形のようだ。覚醒前の霧亥を軽くいなす実力の持ち主であった。その攻撃には霧亥も思わず「ぶっ」となること必至。

臨時セーフガードは正常に稼動していない超構造体が自己防衛の為に作り出したと思われる、まさに臨時のセーフガード体である。ハードウェアはセーフガードであるが、中身の AI はあまりセーフガードの雰囲気を残していなかった。

上位セーフガードは見た目から規格品のボディーを使用していると思われる。一言も発しない行動などを見ているとソフトウェアも規格品な気配がする。駆除系が電卓としたら上位セーフガードは現代の PC で、サナカンは HAL 9000 あたりだろうか。

サナカンが個性をもっていたのは人間に成りすます為だろう。セーフガードも東亜重工周辺に住む人々を調査する必要を感じていて、潜入捜査という手段に出た。もっとスマートな方法がいろいろありそうな気もするが、本格的な調査ではなくて簡単な兵力の調査だったようだし、大規模な軍備をしていれば応援を要請するつもりだったのかもしれない。電基漁師たちの会話からサナカンは自分一人で集落を壊滅できると判断したのだろう。

そもそも霧亥の観察が主目的で東亜重工周辺住民の殲滅はついでの仕事だったとも思える。

□ SGの基底現実行動方針/故障する AI

サナカンが霧亥の観察のために特別に用意されたセーフガードだとすると、微小構成体注入時に何故わざわざ霧亥を放置したのか、セーフガードの行動理由が不明だ。重力子放射線射出装置も回収していない。生電社レベルの科学技術でも再生できなかった武器を持ち歩く人間が現れればセーフガードにとって相当な脅威だと思われるのに、その時点で特別な対処をしていない

このことから、上位セーフガードは戦闘技術に関しては駆除系よりも高度な判断力を有しているが、人間的知性となるとほとんど持ち合わせが無いと考えられる。

その程度の知性だから、微小構成体によって動きの止まった霧亥が死んだものと考え蹴り飛ばしたのだろう。「普通なら即死のはず」の攻撃だからだ。霧亥との戦闘をネットスフィアのセーフガードが解析した結果、霧亥を故障したセーフガードと判断したのではないか。そして、微小構成体による影響を経過観察するために特別にサナカンが送り出された。

シボ曰く、「とても危険なことなのよ 管理機構に知性や個性を持たせるというのは」ということだ。上位セーフガードは複雑で高度ではあるが、突き詰めれば「お人形」なのだろう。結局頭の良すぎる機械はメリットよりデメリットのほうが大きい。

だから、セーフガード側もあまり独立した人格を備えた個体を基底現実に派遣したくなかった。結局その後サナカンもセーフガードから統治局に身分が変更されている。 BLAME! 世界では独立した人格が与えられた AI は大抵機能不全を起こしている。上でも書いたように根本的な設計思想から間違っているのかもしれない。

□ 二人の女性の遺伝子から

統治局によって作られた球体の胚はサナカンとシボの遺伝子を使って作られたらしい。考えてみれば二人とも女性である。少なくとも見た目は女性だ。

この球体から育つ人間は恐らく大規模な混乱以後、正常なネット端末遺伝子持つ唯一の人間となる。ネットスフィアへ接続した後どうなるのかは分からない。

ネット端末遺伝子を持たない人々を待つ運命はどのようなものだろうか。

ネットスフィア正常化後も彼らが人間として認められないのならば、その後生まれてくる人間たちの遺伝子は、球体の胚から産まれた人物の遺伝子がベースとなるだろう。そうなると彼女は全人類の母となる

こうなってくると連想するのはもう聖書しかない。アダムとイブの話は SF でもよくモチーフにされているような気がする(そもそも聖書ネタは物凄く多い)。その中でも女性二人が人類の始祖となる話はかなり珍しいのではないか。いや、知らないだけで珍しくも無いのかもしれないが。

どちらにしろ、ネット端末遺伝子非保持者が死に絶える運命ならば BLAME! 以後の人類は全てイブとイブの子孫となる。この勝手な空想が間違っていたとしても、新人類第一号は女性だけの遺伝子を利用して生まれてくるという設定は BLAME! を素直に読めばそうなる。男性の遺伝子が関与していない新人類の出現には何か作者の意図があるのだろうか?


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あれ、これは解釈間違ってる? 


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